小学生の頃、柴犬を飼っていました。
近所の友達の犬が生んだ、ぽち。
2代目はゴールデンレトリバーのマックス。
そして2代目と併せて、親友が飼っていたダルメシアンのラブをとある事情から引き取り、犬たちは実家の父と母に任せて上京。
東京で一人暮らしを始めてからは、いつか犬を飼いたいと思うようになり、
上京して5年目くらいだったかな...
いま我が家にいるコーギー(メス)「りん」と出会いました。
りんは今年で11歳。
娘が生まれたばかりの頃は、りんにも戸惑いが感じられましたが、娘がベッドで泣くと急いで呼びにきてくれ、息子とも仲良しでまさに我が家の長女という振る舞いでした。
そんなりんは、3月3日に寿命を迎えました。
約一年前にリンパが腫れていることに気づき、(その前に自己の不注意で骨折する事故がありましたが…)長くは持たないだろうと言われ、それにしては持った方だと思います。
クリスマスに生まれ、雛祭りに亡くなるなんて、いろんな意味で一生忘れられない日と
なりました。
悪性リンパ腫と正式に診断されてからの、此の世を去るまで、約半年、
できる限り自然に、苦しまないようにということを考え、抗がん剤などは使わずに、でも止むを得ずステロイドの投与は続けてやってきましたが、特に弊害はなく、
最期、
前夜少し調子が悪いかな?そろそろかな?
と感じていたところ、
翌日ちょうどお昼を過ぎた頃。
仕事場の傍らに寝かせていたりんの呼吸で、
なんとなくわかって、抱きかかえてベランダへ。
お日様の下で、静かに息を引き取りました。
たくさんの人に愛されて、たくさんの花に囲まれて旅立って行きました。
わたしの心を支えてくれたりんに、
本当に感謝しています。
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